沈黙は、相手に破らせる。
交渉中の沈黙に耐えられずいつも余計なことを口走って揚げ足を取られるキミへ。
交渉中に何度か沈黙になる瞬間が訪れる。
このとき交渉に弱い人は、必ず自ら沈黙を破ってしまう。
沈黙に耐えられないからである。
あなたの交渉がいつも不利になってしまうのは、耐えられない沈黙を破るために発した余計なひと言なのだ。
せっかく顧客が買おうか買うまいか迷っているのに、あなたが「ちょっと高いですか?」「少し勉強させてもらいますよ」などと言ってしまえば相手の思う壺だ。
黙っているだけで交渉に勝てるのだから。
コミュニケーションを語る際に、沈黙の威力が忘れられることが多いのは残念だ。
千田琢哉
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