CHAPTER 06 反論
反論は、どんどんしていい。
でも現実逃避の反論は、しないほうがいい。
現実逃避の反論は、最終的には人間的にも経済的にも卑しくなるからだ。
現実逃避の反論ばかりをしていると、次第に誰も話しかけてくれなくなる。
現実逃避の反論には、知恵も勇気もないからだ。
反論するのであれば、より高次元の仕事をするために正々堂々と主張することだ。
正々堂々とした反論とは、どのような反論だろうか。
それは、自分に非があったとわかった瞬間に、きちんと認めることだ。
自分の思い違いであることがわかった瞬間に、頭を下げることだ。
それができない人間は、反論してはならない。
それができない人間は、サッカーの試合でゴールに向かって手でシュートするようなものだ。
大人の反論のルールをきちんと守ってさえいれば、反論は大歓迎だ。
反論のない会議なんて、やらないほうがマシだ。
反論のない組織なんて、存在しないのと同じだ。
千田琢哉
0コメント