CHAPTER 03 常套句(会社)

社内で何気なく使われている言葉は、要注意である。 


何気なく使われている言葉こそが、その組織の実態でありDNAなのだ。 


人が発する言葉で人生を創っていくように、組織もそこで働く人たちが発する言葉によって未来を創っていく。 


すっかり埃をかぶっている、美辞麗句を並べ立てた掛軸が社長室に掲げられていても、それらはまったく効果がない。 


 言霊(ことだま)という言葉があるように、言葉には命が吹き込まれている。 


何気なく日常で使われている言葉は、呼吸をして血液が流れて命が吹き込まれているが、埃をかぶった美辞麗句は呼吸もしておらず、血液も流れていない剥製(はくせい)である。 


人生を変えたかったら、まずは日常で発する言葉を変えなければならない。 


会社を変えたかったら、まずはそこで働く人たちの日常で発する言葉を変えなければならないということなのだ。 


 千田琢哉 


0411-OFEE-

0411 Oh Four hundred ElevEn-OFEE- 411(four one one)は情報・詳細という意味。 日々の暮らしの中での情報や気づきを受け、それを自分なりの解釈で知恵にする。 情報や気づき言葉を記録するライブラリー。

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