情報は、「情に報いる」と書く。
情報収集というのはインターネットの検索能力が決め手であると信じるキミへ。
「情報」という字をよく見てみると、「情に報いる」と書くことがわかる。
学問的にはこの場合順序が逆になって「報情」になるが、ここでは別の解釈を味わいたい。
もともとは戦争で最前線にいる戦士たちに向けて指揮官は何を伝えるがベストなのか、をとことん考えたのが「情報」の始まりだという。
つまり命がけで戦っている戦士たちにとって、何が一番助かる方法なのかを配慮しなくてはならないという意味だ。
まさに情(なさけ)に報いたのだ。
愛情の「情」と情報の「情」は同じ。愛が入っていない情報は情報ではない。
千田琢哉
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